【開催報告】遺言・相続セミナーを共催しました(2025年12月13日)
2025年12月13日(土)、一般社団法人北日本相続センターと共催で、遺言・相続セミナー「争わないための『想い』を残す」を開催いたしました。
相続は、手続きや税務だけでなく、ご家族の関係性や今後の暮らしにも影響する大切なテーマです。当日は午前・午後の2会場にて実施し、多くの皆さまにご参加いただきました。
開催概要
セミナー名:争わないための「想い」を残す 遺言・相続セミナー(入場無料)
開催日:2025年12月13日(土)
- 午前:9:30〜12:00 厚別区民センター 会議室B
(札幌市厚別区厚別中央1条5丁目3-14) - 午後:14:00〜16:30 北野まちづくりセンター 中集会室
(札幌市清田区北野4条2丁目8-28)
講師:中山 大輔(行政書士)/前田 泰則(税理士)
セミナーでお伝えした主な内容
本セミナーでは、「遺言書を作るべきかどうか」から「実際に何から始めれば良いか」まで、具体例を交えながら解説しました。特に多くの方が関心を寄せられたテーマは次のとおりです。
- 遺言書の役割と、準備しておくメリット
- 自筆証書遺言と公正証書遺言の違い、注意点
- 相続手続きの全体像(名義変更、遺産分割、必要書類等)
- 相続税が関係するケース・しないケースの見立て方
- 生前に整理しておくべき情報(財産の棚卸、家族への共有事項 など)
「相続税がかかるかどうか」だけではなく、相続発生後にご家族が迷わないよう、事前に整えておくポイントを中心にお話ししました。
当日の様子
会場では、スライドを用いながら要点を整理し、参加者の皆さまがご自身の状況に照らして考えられるよう進行しました。受講中は熱心にメモを取られる方も多く、質疑応答では「自分の場合は何から着手すべきか」「遺言書を準備するならどの形式が良いか」など、具体的なご質問も寄せられました。

税務面からのメッセージ
相続は、相続税の申告が必要になるケースだけでなく、名義変更や遺産分割の進め方によってご家族の負担が大きく変わることがあります。早めに情報整理を行い、必要に応じて専門家へ相談することで、将来の手続き負担やトラブルのリスクを下げることにつながります。
今後のご案内・ご相談について
当事務所では、相続税申告の要否判断から、財産の整理、相続手続きに関する税務相談まで、状況に応じたサポートを行っております。
「まだ先の話だが、何から始めればよいか知りたい」「家族に迷惑をかけない準備をしたい」といった段階でも構いません。お気軽にお問い合わせください。
